婚活での高望みと実際の平均値!高望みをやめて婚活を成功させる方法とは?

婚活パーティや結婚相談所などを利用して婚活をしていても、中々理想の相手に出会えない。という女性は多いのではないでしょうか。
もしかしたら自分でも気づかないうちに婚活の条件が高望みになっているかもしれません。

自分では普通の条件と思っていても実際はそうでない事もあります。
一生に一度の結婚ですから条件がいくつかあるのは当然の事ですが、あまりにもその条件が高いと良い出会いも逃してしまいます。

今回は女性が男性に望む条件や現状、また高望みをやめて婚活が上手くいくための方法を6つお伝えします*

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<目次>
1:高望みすると婚活が上手くいかない?
2:女性が高望みする男性の条件と実際の平均値
・高年収
・高学歴
・ハイステータスな勤務先
・外見(高身長・イケメン)
3:高望みをやめる方法・対策とは?
・結婚後の理想の生活を見直してみる
・譲れない条件を見直してみる
・自分の市場価値を理解する
・視野を広げてみる
・自分磨き
・周りの目は気にしない
4:まとめ
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【高望みすると婚活が上手くいかない?】

婚活には婚活パーティや婚活サイト・結婚相談所など様々ありますが、まずは男性を選ぶ時の条件を絞る事から始めます。
しかし良い出会いを期待して婚活を始めたものの中々理想の男性に出会えない。婚活が上手くいかない。
と感じる女性は多いのではないでしょうか。

積極的に出会いの場に参加していてもなぜ婚活が上手くいかないのでしょうか。
婚活で上手くいかない理由の1つに高望みしすぎているという事があります。
結婚は一生の事であるためつい高い条件で男性を選んでしまいがちです。
自分では普通の人(普通の男性)で良いと思っていても、実はその条件が平均値より高い条件で上手くいかないという事もあります。

女性が希望する条件と実際の平均値・また高望みの対策などをお伝えしていきます。

【女性が高望みする男性の条件と実際の平均値】

高望みとは婚活をする際に、結婚相手に高い条件を求めすぎているという事です。
婚活を始めると、今まで出会いが少なかったのに急に多くの男性と出会う事ができます。

そのため、もっと良い条件の男性がいるのではないか。理想の男性に会えるのではないだろうか。と期待値が上がってしまいつい高望みしてしまいます。

以前は「三高」と良く言われていましたが、高収入・高学歴・高身長の男性は理想の結婚相手としてされていました。

どの時代も変わらず、現在でも女性が婚活で高望みしてしまいがちな条件が以下になります。

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高収入
高学歴
外見(高身長・イケメン)
ハイステータスな勤務先
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■高年収

婚活をする上で女性が最も重要視する1つにあげられるのが男性の経済力・年収です。
当然ですが結婚して安定的な生活を送る事や、子育てをする上で男性の収入は重要になります。

婚活サービスを展開するIBJによる調査の結果、年収500万円以上から男性へのお見合いの申し込みが増える事が分かりました。
一般的なボーダーラインは年収500万円程のようですが、モテ年収とも言われる希望年収は800万円程になるようです。

現実の日本男性の年収の平均値
しかし現在の日本の男性の平均年収は532万円となっています。
地域別・年代別に見ていくと・・

地域別の平均年収
・東京:620万円
・神奈川:560万円
・大阪:541万円
・愛知:544万円
・京都:489万円  (※令和元年 厚生労働省 賃金構造基本統計調査より)

東京が断トツに1位となっており地方になるほど年収は低くなります。

◎年齢別の平均年収
25~29歳 男性:393万円
30~34歳 男性:458万円
35~39歳 男性:518万円  (※令和2年国税庁調査より)

結婚適齢期である20代後半~30代前半の男性の平均年収は、393~458万円となっており現実は500万円に届かない人も多くいるのが分かります。

※40代の男性の平均年収は539~601万円となっています。(※doda平均年収ランキングより)

年収1000万円を超えるのは経営者であったり、医者や弁護士、金融系専門職(投資関連)、大手マスコミ関連などほんの一部の男性となるでしょう。

一般的なボーダーラインと言われる希望年収の500万円や、モテ年収とも言われる希望年収の800万円はやはり高望みになるでしょう。

■高学歴

婚活では学歴を気にする女性も多くいます。
良い大学を出た高学歴の方は頭も良く、良い会社に勤めている可能性が高いからです。
そのため「大卒」というだけでなく、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)以上を希望するケースも多くあります。

現実の日本男性の学歴
近年は高校を卒業した後に大学に進学する人が増え、男性の大学への進学率は51.63%となっています(※令和元年 文部科学省 学校基本調査より)

地域別に見ていくと
東京:62.5%
神奈川:58.4%
大阪:56.5%
愛知:55.7%
京都:62.5%
(※平成30年 文部科学省 学校基本調査より)

半数以上は大卒になっています。
しかし全体の約半分は大卒者ではないので、更に学歴まで絞ってしまうと理想の男性の数は減ってしまいます。

■外見(高身長・イケメン)

高身長・イケメン男性を希望するのはどの時代も変わらず、身長に関しては180cm以上を希望している女性が多くいます。
結婚生活を送る上で見た目がタイプじゃないと結婚はできないと思っている方も多いでしょう。
背が高いとすらっとして印象も良いですし、周りの友人から背が高い・かっこ良いと褒められ自分自身のステータスになるかもしれません。
しかし高身長でイケメンの男性と出会える機会はあるのでしょうか?

現実の日本男性の身長の平均値
20代後半・30代の日本人男性の平均身長はおよそ171cm程度とされています。
(※令和元年 国民健康栄養調査より)
婚活サービスを展開するIBJによる調査の結果(会員のデータ)でも日本人男性の平均身長の170~172cmが最も多くなっています。

一概には言えませんが、170㎝以上の男性は日本にはおよそ半分しかいない事になります。
17歳時点で180cm以上の男性は全体の6.78%であることがわかっています。
(※令和元年 学校保健体育調査)

また高身長やイケメンなどルックスの良い男性は若い女性からもてるため、既にカップルになっていたり結婚している方が多いのが現実です。
高身長・イケメンで条件を絞ってしまうのは高望みかもしれません。
ルックスの優先順位を下げた方が出会いの数は増えるでしょう。

■ハイステータスな勤務先

結婚となると一生の事なので、前述した相手の収入に加えて勤め先を重視する女性が殆どです。
特に大手企業安定企業・知名度が高い(有名)企業・ハイステータスな職業である事は、婚活市場においても人気です。

確かに中小企業に比べると大手企業・有名企業は経営の面や倒産する心配もなく安定はしていますが、大企業であっても不況の影響やトップの不祥事・経営不振などによる大幅なリストラ・早期退職などのリスクもあります。

また企業だけの問題ではなく、本人が結婚後に転職するというケースも出てきます。
勤めている企業も大切ですが、本人の仕事へのポテンシャルや将来的にどのように働いていきたいのかを重要視する事も大切です。
転職すると年収は下がる事が多いですし、仕事が中々決まらない・・という事もありえます。

ハイステータスな勤務先や職業だけで選んでしまうと、失敗してしまう事もあります。

【高望みをやめる方法・対策とは?】

お伝えしたように条件だけで高望みをして婚活をしてしまうと、出会いの数が減ったり上手くいかないケースができてきます。
ではどうすれば高望みをやめられるのでしょうか?対策を6つお伝えします。

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結婚後の理想の生活を見直してみる
譲れない条件を見直してみる
自分の市場価値を理解する
視野を広げてみる
自分磨きをする
周りの目は気にしない
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①結婚後の理想の生活を見直してみる

まず結婚した後どんな生活を送りたいのかを一度見直してみましょう。
例えば絶対に専業主婦になりたいと思っていても本当にそうなのでしょうか。
正社員で働くのは大変だけどパートであればしても良いというようであれば、男性に求める年収は変わってきます。
また自分自身結婚後も仕事を続けたい、家事と両立してばりばり働きたいというようであれば、男性の収入は勤務先はそんなに重要でなくなります。
またその場合家事や育児に協力してくれる男性かどうかも重要になります。

夫となった男性と趣味や楽しい会話で毎日過ごしたい。
休日はどこかに出かけてリフレッシュしたい。
そんな結婚生活を送りたいのであれば高学歴や高身長・イケメンである必要もなくなります。
結婚というスタート地点に立ち、結婚生活を継続していくためには自分にはどんなものが必要なのかをきちんと見極めてみましょう。

②譲れない条件を見直してみる

とはいえ絶対に譲れない条件というのもあると思います。
逆に条件がなさすぎても、相手を探せなかったり出会えても上手くいかなくなってしまう事もあります。
結婚生活は一生の事となるので、譲れる条件は妥協しどうしても譲れないという条件だけに絞ってみましょう。
その条件が、理想の結婚生活を送る上で本当に譲れない条件なのか・重要な条件なのかという事を今一度見直してみましょう。

③自分の市場価値を理解する

自分の市場価値を理解する事も大切です。
自分の年齢や外見・仕事・年収などを見直した時に、男性に対して望んでいる条件は今の自分に見合っているのでしょうか。
もし見合っていないようであれば、男性にだけ高望みしているのではないでしょうか。
今の自分の価値を理解し、その上で男性の条件を絞ってみる事が大切になります。
またキャリアのある女性や年収が高い女性は男性にも自分以上にハイスペックを求めがちです。
少しでも条件を妥協すれば、出会いはもっと広がるでしょう。

④視野を広げてみる

婚活で条件の良い男性と出会う事に必死になり、条件に合う男性がいないと諦めてしまっていないでしょうか。
少し条件を妥協したり、歩み寄ってみるなど違う視野で男性を見てみると良い出会いや結婚にぐっと近づきますよ。
例えば、趣味や好きな食べ物・休日の過ごし方などまで視野を広げてみると、高スペックでなくても結婚した後に充実した楽しい生活が送れるかもしれません。
結婚生活は長いので2人で良い関係を作れる男性を選んだ方が、上手くいくでしょう。

⑤自分磨き

理想の男性と上手くいきたいのであれば、自分の外見や内面を磨き条件の男性に見合う努力が必要になってきます。
スタイルを保つためにヨガやランニングをしてみたり、美肌やメイク、ファッションを勉強するなど外見を磨きましょう。
また料理を習ったり資格を取ってみたり内面を磨く事もおすすめします。
努力している方は魅力的にうつりますので、自然と異性も集まってくるでしょう。
相手に望むばかりの婚活ではなく、男性から選ばれるようになれば出会いのチャンスも広がります。
自分磨きをする事で自分に自信がつき、余裕を持って婚活に臨む事ができます。

⑥周りの目は気にしない

高望みをする理由の1つに周りによく見られたい、自分自身のステータスになると考えるケースもあります。
確かに高収入・高学歴・イケメンであれば自慢の夫であり、周りの友達から羨ましがられる事も多いでしょう。
しかし結婚に必要なのは、周りの目ではなく自分自身が幸せに結婚生活を送れるかどうかです。
性格や価値観の合う人、将来のビジョンが合うかどうかなどが重要になりますので周りの目は気にせず自分の幸せは何なのかを基準に考えましょう。

【まとめ】

結婚相手は一生の伴侶となるので、ある程度の条件は必要です。

しかし高収入・高学歴・高身長(外見)など高望みをすると、条件に合う人が少なくなってしまい出会える人が限られてしまいます。
実は価値観の合う相手・相性の良い相手がもっといるかもしれません。
例え高望みして上手くいったとしても、条件だけで選んでしまうとせっかく結婚して一緒に生活しても楽しくない・辛いと感じ続けていく事が難しくなってしまうというケースもあります。

20代など若いうちは確かにある程度条件が高くても、男性側からも人気があるため問題ありませんが30代、特に35歳以上のアラフォーになっても高望みをしていると中々良い出会いに巡り合えません。

後悔のない安定した幸せな結婚生活を送るためには、何が自分の中で大切なのかもう一度優先順位をつけて考えてみましょう。