人は人生において2～3回ほど、「すごく好き」「結婚したい」と思える異性に出会うと言われています。
すごく好き、大切だと思える相手と出会えた時は運命だと感じ、付き合えた時はとても幸せですよね。
一見するとこのような特別な感情を抱く相手と付き合えた場合、長く続きそのまま結婚…となりそうですよね。
しかし、恋愛はそんな簡単なものではありません。
実は「すごく好き」という状態でお付き合いをしても、短期間のうちに破局を迎えるカップルは多いのです。
なぜ、結婚したいと思える程とても大切な相手だったのに、早期の別れを招いてしまうのか？
何か原因があるはずです。
せっかくすごく好きな人と付き合えたのであれば、長く付き合っていきたいですよね。
今回は「すごく好き」なのに、長続きしないカップル「あるある」の特徴と、長続きする秘訣などをまとめましたのでご紹介します。
「すごく好き」なのにすぐに別れてしまうカップルの特徴 5つ
「すごく好き」の感情を抱いて付き合ったはずなのに、すぐに別れてしまうカップルには、以下のような特徴があります。
1： 付き合うまでの期間が早すぎた
出会ってから付き合うまでの期間が早すぎるカップルは注意しなければなりません。
「すごく好き」という感情を抱くと、人によっては猛烈なアタックをかけて、短期間のうちに交際をスタートさせます。
この行動力は非常に素晴らしいですが、付き合うまでの期間が早すぎると交際前には知らなかった悪い部分が徐々に見えてきたり、価値観や性格が全然違ったという事が分かったりして当初の「すごく好き」という感情も薄れていくことになるのです。
本来、恋愛というのは何度かデートを重ねてお互いのことを少しでも詳しく知ってから交際をスタートさせたほうが長続きしやすいです。
しかし、「すごく好き」という感情が強くなりすぎると、周囲の助言やアドバイスなども聞く耳持たずという傾向に陥りやすいです。その結果「短期間のうちに交際→短期間のうちに破局」という状況になってしまうのです。
2：条件面で好きになり付き合ってしまった
1と似ていますが、こちらもお互いの事をしっかり知らずに条件面をみて好きになり付き合ったケースです。
付き合う時に顔が凄くタイプだったり、高身長・お洒落などルックスだったり、学歴やエリートなどハイスペック部分を好きになってしまい、実は中身が合わなかった‥･なんて事はありませんか？
顔がタイプだと一目惚れというケースもありますよね。
イケメンだったり、エリートだったり女性から人気がありそうな男性と付き合えるとつい気持ちも舞い上がってしまい「すごく好き。」と思い結婚も考えてしまったりしますよね。
特に婚活をしている場合は婚活パーティや結婚相談所などで様々な出会いがあり、今までとは違ったタイプの男性と出会う機会も多くなります。
最初は中身をあまり知らず男性のステータスに惹かれて付き合った場合、だんだんと価値観や考え方の違いが出てきたり、性格が合わなかったりして上手くいかなくなってしまいます。
ちなみに価値観とは大まかに言ってしまうと、その物事や物に対してどのような価値を感じるのか、どの位価値があるものなのか。自分の中での優先順位だったり、大切にしているものの大きさを指す事が多いです。
お金（金銭感覚）だったり、仕事観、結婚観、時間、趣味、友人との付き合いなど色々ありますよね。
価値観は自分の性格や育ってきた環境、今までの経験、また周りの環境によって作られていくので、大人になって急に変えるのは中々難しいですよね。それは勿論相手も同じです。
なのでもしすごく好きでも価値観が違って難しい。という場合は、一度相手の価値観も理解し、受け入れられるのか、歩み寄れるのか確認してみましょう。
価値観が全く同じ人間なんていません。
少しでもお互い歩み寄れたり話し合って解決できるのであれば長く付き合っていく事ができる可能性があります。
3：相手には「すごく好き」という感情がなかった / 温度差があった
一方には「すごく好き」という感情があるものの、もう一方は「好き」程度の気持ちで2人の間に温度差があった場合です。
このようなケースも次第に2人の気持ちが離れやすくなります。と、いうのも恋愛は追いかけるほうが不利の分野です。
出会ったばかりの頃に追いかけられると男女ともに嬉しい気持ちになりますが、時間の経過とともに徐々に追いかけられる側に安心感が生まれます。
その結果、「少しぐらい放っておいても大丈夫」といったような感情が芽生えがちになります。
これは大げさに説明すると、相手を下に見ているということです。
このような状況になると、場合によっては上から目線の対応をされたり、浮気をされたりする可能性もあるため、結局は長続きせずに終わることになります。
4：交際初期がラブラブすぎた / 頻繁に会っている
「すごく好き」という感情を持ったままお付き合いをスタートさせると、交際初期は頻繁に会うなど周囲もうらやむラブラブぶりを発揮することが多いです。
しかし、交際初期に異常なまでにラブラブしすぎると、その後徐々に熱が下がり始めるというカップルも少なくありません。
初期のイチャイチャ期間が過ぎるとちょっとした価値観の違いや現実が見え始めた時に一気に気持ちが冷めてしまうことがあります。
また頻繁に会っていると、毎回同じようなデートになりマンネリ化するのが早いです。
中にはカップルとしてひと通りのことを済ませたら、一気に気持ちが冷めてしまうという男女もいます。
特にこのような気持ちの冷めは浮気性であることが多い男性にありがちです。
もちろんお互いの相性などが完璧に合えば、その後も交際初期と変わらぬ関係を保てることでしょう。
しかし、どんなに仲の良いカップルでも大抵の場合は、時間の経過と共に気持ちも落ち着くため、付き合いたてのころのような感情は薄れていきます。
「すごく好き」の状態で付き合ったにもかかわらず、すぐに別れてしまうカップルは、好きの気持ちが最高潮のときと気持ちが落ち着いたときの落差が激しいのが主な原因でしょう。
5：LINEが頻繁
ラブラブが故にずっとLINEでやり取りしているカップルも多く見られます。
毎日常にやり取りをしていると実際会った時に話題に困ったり、早い段階で飽きてしまいマンネリ化する可能性もあります。
また返信が遅かったり来なかったりすると余計にイライラしたり気になったりしていまいますよね。
文面だけだと気持ちが伝わらず喧嘩の原因になる事も…
なるべく直接話して会話をしてコミュニケーションをとるのが良いでしょう。
とはいえ連絡が少なすぎるのも良くありません。
頻繁すぎず少なすぎず、適度なバランスを考えながら連絡を取り合いましょう。
長続きの秘訣はベタベタしすぎないこと
恋愛において「すごく好き」という感情を抱くことはとても大切な事です。
しかし、初期の頃にどんなに好きという感情を持っていても、その後の付き合い方によっては早期の別れという結末も待っています。
「すごく好き」という感情から恋愛を長続きさせるには、
・お互いにベタベタしすぎない
・束縛（依存・干渉）しすぎない
という事が大切です。
どうしても人は特別な異性に対して「いつも一緒にいたい」「離したくない」という気持ちを抱くようになります。
もちろんこのような気持ちは非常に大切ですが、それを行動に出てしまうと、相手も徐々に「いつも一緒にいるのはさすがにキツくなってきたかな…」「気持ちが大きすぎて重い…」といった感情を抱いてしまう可能性があります。
こうならないようにするには、2人の時間と1人の時間を上手に調節することが大事です。
具体的には2人でいつも一緒にいる時間を減らし、余った時間を趣味や習い事に充てたり友人と過ごす時間に充てるのが良いでしょう。
毎日会っていると最初は良くてもだんだん新鮮さがなくなり、飽きてきたり自分の時間が無くなりお互いに疲れてしまったりします。
長年夫婦の関係でいる男女をみればわかりますが、付き合いが長い男女は必要以上にベタベタするような事はありません。
基本的には自分の時間も楽しみ、そして2人の時間も大切にしているケースが圧倒的に多いです。
今、特別な異性に対して「すごく好き」という感情を持つ方は、相手をきちんと思いやり必要以上に縛らないということを強く意識しておくようにしましょう。
そして相手としっかり信頼関係を築くことが重要です。
お互いに信頼できていると心配や不安になる事が減るので束縛や喧嘩もなくなるでしょう。
まとめ
今回は「すごく好き」なのに、なぜかすぐに別れてしまうカップルの特徴・原因と恋愛を長続きさせる秘訣をお伝えしました。
恋愛は周りが見えないぐらい、好きの感情が強くなりすぎると、一方通行の行動に出てしまう事が多々あります。
しかし、一方通行の行動ばかりとってしまうと、相手も自分も気持ちが冷めてしまう可能性が高くなります。
「すごく好き」という異性とせっかく出会えたのであれば長くお付き合いしたいですし、将来的には結婚して幸せになりたいですよね。
大好きな彼氏と長く良い関係を保ちたい場合は
・必要以上にベタベタしすぎない
・束縛（依存・干渉）しすぎない
・相手の重荷にならない関係でいる
・お互いの時間を大切にし適度な距離を保つ
・相手を信頼する
・感謝の気持ち、思いやりを大切にする
などを意識して素敵な恋愛をして下さいね。
writer:H・M