恋愛感情がない男性と結婚しても幸せになれる?結婚成功の秘訣とは

婚活をしていると、色々な男性に出会う機会があります。
しかし「結婚相手としては良いけれど、肝心の恋愛感情がない…」という悩みにぶつかる女性は多いです。
婚活をしていると婚活パーティに参加したり結婚相談所に登録した方と会うので、「結婚」が前提となっています。
そのためお互い「結婚」を意識しすぎて恋愛感情が生まれにくいという可能性もあります。

また結婚相手として自分の希望の条件で探すため、自然に出会って好きになるというような恋愛感情はすぐには難しいでしょう。
( もちろん最初はすぐに恋愛感情を抱くことは難しくても会う回数を重ねて好きになっていく事は多いです )


そもそも、婚活をする女性は惚れにくい上に奥手なタイプが多く、自分が掲げた条件をクリアした男性と出会っても、トントン拍子に話を進められません。
結婚に合理的になりきれず、かといってロマンチック路線にも走れず、決断できないのです。
しかし、結婚するにはあなたが「この人と結婚するのだ」と決めなければなりません。

そこで今回は、恋愛感情がない男性と結婚しても幸せになれるのか、過去のデータから考察し恋愛感情がない男性との結婚を成功させる秘訣を教えます。

恋愛感情がない男性と結婚しても幸せになれる?

今は恋愛結婚が主流の時代ですが、70年前はお見合い結婚の方が圧倒的に多かったという事実があります。
国立社会保障・人口問題研究所が第15回出征動向基本調査の結果をまとめたところ、2015年では恋愛結婚が87.7%に対し、お見合い結婚はわずか5.5%です。
しかし、1935年はお見合い結婚が69%で、恋愛結婚は13.4%と少数派でした。

もちろん、お見合いしてお互いに好感を持ったから結婚に至った夫婦は多いです。
結婚式で初めて自分の伴侶と出会うケースが多かったのは、昭和初期の時代のこと。
お見合い結婚だから、恋愛感情が皆無というわけではありません。

それでも、現時点でお見合い結婚した夫婦の多くが、離婚をせずに家庭を築いていることを考えると、恋愛感情がない男性と結婚しても、状況次第では充分幸せになれると言えます。

逆を言えば、恋愛結婚だからと言って、幸せが確定されるわけではありません。
恋愛結婚が8割以上を占める今、離婚率は年々上昇傾向にあります。
今や3組に1組が離婚すると言われている時代です。

お互い恋愛感情があり、「結婚したい」という強い意志で結婚して幸せな家庭を築くのは、誰もが「そうありたい」と望む理想の形でしょう。
しかし、幸せな結婚に必ずしも恋愛感情が必要とは限らないと、時代が証明しています。

恋愛感情がない男性との結婚を成功させる秘訣

では、恋愛感情がない男性との結婚を成功させるには、何を基準にすれば良いのでしょうか。
幸せな結婚生活を築くための秘訣を教えます。

どうしても許せない嫌いな部分がないかを考える

結婚は生活です。生活は日常で、毎日続いていくものです。
だからこそ、どうしても許せない嫌いな部分、生理的に受け付けない部分がないかがとても重要です。

一時的に我慢できても、心の底で「許せないくらい嫌い」という思いがあると、徐々に募っていきます。
そして、ついには我慢できなくなってしまいます。
「これだけはちょっと…」という嫌いな部分が男性にあるなら、他の条件に惑わされないようにしましょう。

家族の在り方についての理想が同じかを考える

家族という文化の違う2人が力を合わせて、新しい家族を築くのが結婚です。
そのため、家族の在り方について、2人の理想が同じ、もしくは近いことが不可欠になります。

将来の子供の事や、「こんな家族でいたい」という理想が違うと、どちらかが相手に合わせるか、もしくは常に対立することになります。
どちらにしても、結婚生活はストレスが強く、くつろげるはずの家庭で気が休まらず、辛い場所となってしまうのです。

穏やかな未来を一緒に歩めるかを考える

結婚するには、2人の相性や価値観も当然大切です。
家族の在り方についての理想が同じでも、相性が悪かったり価値観が違うと、力の入れ具合、抜け具合ですれ違い、夫婦喧嘩の絶えない家族になってしまいます。

結婚生活に必要なのは、胸を焦がすような強烈な恋愛感情ではありません。
今は恋愛感情がないと感じても、「この人となら、穏やかに幸せに暮らせそう」という予感があれば、徐々に愛情が沸くものです。
なぜならば、お互いに快適な環境を与えあう夫婦は、自分の人生にかけがえのない存在となるからです。
長い結婚生活だからこそ、穏やかな未来を一緒に歩めるかを考えましょう。

彼の人間性を見極める

結婚となると一生一緒にいる事になりますし、結婚後も色々な問題に向き合わなくてはなりません。
例えばお金の事、自分の家族(親・兄弟姉妹)の事、仕事、子供、マイホーム 等
様々な壁にぶつかります。
彼が「本当に信頼できる人なのか、誠実な人なのか、思いやりはあるのか」という部分を見極めなくてはなりません。
そうでないと何か問題が起こった時に、彼を信頼できなくなったり、彼の行動に冷めてしまう事が出てきてしまうからです。
そして仕事でも何でも良いのですが、人として尊敬できる部分があるとより長続きするでしょう。

恋愛感情がない結婚にためらうならゆっくり考えよう

恋愛感情がない場合でも、幸せな結婚生活を送る家族は存在します。
また結婚前は恋愛感情がなかったのに、結婚して生活を重ねるにつれどんどん相手を好きになる夫婦もいます。

条件的にも申し分なく、「彼と結婚すれば、穏やかで幸せな家庭を築けるだろう」という予感があるなら、恋愛感情がなくても、前向きに結婚を考えてみましょう。

ただし「どうしても恋愛感情がないと、結婚への気持ちが盛り上がらない」というなら、急ぐ必要はありません。
もし気になるけれど中々決断できないようであれば、何回かデートをしてみて、彼の良い所や自分と共通する部分などを積極的に探してみましょう。
それでも恋愛感情があまりわかず、あなたにとって、恋愛感情が結婚に不可欠なものなら、無理に話を進めても後悔するだけです。
結婚には恋愛感情が必要という人もいれば、
結婚したら恋愛感情は薄れていく可能性があるので、それよりも条件を大切にしたいという人もいるでしょう。
あなたにとって結婚生活を送る上で何が1番重要なのかがポイントになってきます。

結婚は人生を左右する重大なターニングポイントであり、新たな人生のスタートでもあります。
ゆっくりと、そして真剣にあなたと彼の未来について考えて下さいね。

writer:kikitadesu