独身と既婚どっちが幸せ?その違いとは?

友人や同僚と話している時に、独身と既婚どちらが幸せかどうか話題に出る事もあるのではないでしょうか。

婚活をしていても、良い出会いがなかったり中々上手くいかない状況が続くと、結婚を見直した方が良いのだろうか。独身の方が良いのかな。と感じる事もあると思います。

今回は独身と結婚、それぞれのメリットやデメリットをお伝えしますので、婚活に悩んでいる方や、将来どちらを選んだ方が良いのか悩んでいる方の参考になればと思います。

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<目次>
1:独身と既婚どっちが幸せ?
・現在の日本の既婚率
・独身のメリット
・独身のデメリット
・既婚のメリット
・既婚のデメリット
2:まとめ/後悔しない選択を
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【独身と既婚どっちが幸せ?】

前述したように、将来の事を考えた時にどちらを選択するのか悩む方も多いと思います。
女性は特に、結婚=幸せという世間のイメージが強くありますが、実際はそうでない女性もいます。
結婚して幸せな夫婦もいれば、夫婦関係によっては幸せと感じない方もいるでしょう。
実際に既婚した方の話を聞いて、「自分は独身でいいや・・」と感じてしまった方もいるかもしれません。

独身と既婚、どちらが幸せかは個人の価値観や置かれた状況によって違いますので比較はできません。

自分の価値観で将来の選択していく時に、それぞれのメリット・デメリットを見比べ、なりたい将来や優先順位が方を選択した方が幸せを感じられるでしょう。

*現在の日本の既婚率*

まず現在の日本での既婚者と独身者の割合を確認してみたいと思います。
2020年の国税調査では以下のような結果となっています。

20代前半男性の既婚率:4.5%
20代後半男性の既婚率:26.2%

20代前半女性の既婚率:7.1%
20代後半女性の既婚率:35.5%

20代後半になると、男女共に結婚率が一気に上がっているのが分かります。
20代後半は約3人に1人が結婚している状況ですが、30代前半の女性の結婚率は60.7%、30代後半の女性の結婚率は70.3%となっており、30歳前後(アラサー世代)で結婚する方がぐっと増えていきます。

また日本の女性の平均初婚年齢は29歳となっており、20代までに結婚したいと考える女性が多くなっています。

数字を見ても20代後半~30代になるとやはり結婚を考える人が増えているのが分かります。
誰もが結婚(既婚)=幸せではありませんが、結婚をしたいという方が多く人生の伴侶を必要としている人が多いのではないかと思います。

次に独身・既婚のメリット・デメリットを7つづつお伝えしますので、参考にしてみて下さいね。

*独身のメリット*

自分のお金を自由に使える
自分の時間を気兼ねなく持てる
仕事や私生活が充実する
家事が少ない
同僚や友人と良好な関係を続けられる
恋愛できる
扶養がないため責任感がなく気が楽

*独身のデメリット*

老後などの将来が不安
孤独
親を安心させられない
健康面の不安
周囲からの視線
周りを羨ましく感じる時がある
子育て・育児ができない

◎独身のメリット・デメリットまとめ
独身は、何よりも自由である事が1番のメリットと言えるでしょう。
相手がいないため、時間も働いた収入も全て好きなように使えます。
結婚し子供が産まれるとすると、料理や買い物、洗濯などある程度時間通りに進めないといけなくなるので、家事や育児に追われ自分の時間は殆どなくなります。
しかし独身の場合は、時間の全てを自分に使え、ショッピングや美容院・買い物など行きたい時に自由に行く事ができます。
同僚と飲みに行けたり、友人とも自由に会えるので良好な関係を続けられる事ができるでしょう。
また、独身の方が金銭的にも余裕がある事が多いです。
結婚すれば相手の収入によっては増えたり安定する事もありますが、生活費や養育費などで自分が自由に使えるお金は少なくなる可能性もあります。
女性の場合は、結婚・育児により仕事へ集中できなくなる事も多いです。
今の仕事がとても楽しくやりがいを感じるようであれば、結婚する事によって仕事との両立が上手くできずストレスを感じてしまう事もあるでしょう。
独身であれば、仕事に集中できキャリアアップやスキルアップを目指せ仕事の充実を得る事ができます。

一方で、将来の不安や病気・怪我をした時に面倒を見てくれる人がいないなどのデメリットも大きいでしょう。
年齢を重ねると、体の不調も増えてきます。
将来年を取った時にずっと1人でいる事へ不安を感じる事も多いと思いますし、いざという時に頼れる相手がいないと寂しさをより強く感じてしまいます。
また、親からのプレッシャーや、周りの視線が辛くなるなどのデメリットもあります。
若いうちは気にならないかもしれませんが、30代・40代と歳を重ねていくと、周りは結婚や家族・子供の話題が増えてきます。
そのような時に不安や寂しさ・羨ましさを感じてしまう事もあるでしょう。
また人によっては育児の経験ができないという点もデメリットになるかもしれません。
子育ては、想像以上に大変な事も多くありますが、育児をする事で今までにない喜びや楽しさを感じる事ができたり自分自身が成長できる事もあるため、人生の中でとても貴重な経験となるでしょう。

*既婚のメリット*

大切な人とずっと一緒に過ごせる
精神的な安定
家族と楽しく充実した時間を得られる
子育てができる
成長できる
親を安心させられる
経済面の安定

*既婚のデメリット*

自由な時間がない
自由なお金が限られる
仕事・家事・育児が大変
出産・育児などで仕事を一時的に離れなければならない
仕事でのキャリアアップが難しくなる事もある
一人になれない
お互いの家族・親戚づきあいが大変

◎既婚のメリット・デメリットまとめ
既婚の1番のメリットは、大切な人と家族になり将来を過ごせる事や、法的に夫婦となるため自分の居場所ができ精神的な安心感を得る事ができる点です。
いざという時に頼れる家族がいる事や、一緒に乗り越えていける相手がいるのは心強いですよね。
またもし子供を授かる事ができれば、育児という貴重な経験をする事ができます。
結婚相手との生活や子育てによって自分自身も大きく成長もできるでしょう。
自分の家族を増やし、その家族との新しい生活や経験を積めるのは既婚ならではのメリットと言えます。
結婚する事で、収入も増えるので経済面の安定なども得る事ができます。

一方で自分の自由な時間が無くなるというデメリットがあります。
結婚すると、家事も増えますし子供ができれば育児に追われます。
お互いの家族や親せきづきあいとの行事も増えますので、独身の頃のように自由に友人と会ったり趣味に時間を費やすといった事は難しくなります。
仕事の後同僚と飲みに行く・・という機会も減ってしまうでしょう。
また仕事に関してもデメリットになる事があります。
共働き家庭が増え、夫婦で協力しているとはいえ、仕事をしながら家事育児をするのは大変です。
キャリアアップを目指していても、産休育休などで一時的に職場を離れたり、時短勤務をしなければならなかったり子供の体調で欠勤せざるを得ない等の理由から難しくなる事もあります。
仕事が好きな方であればストレスを感じる事もあるでしょう。

結婚する事で経済面が安定すると思いますが、生活費なども1人の時より大きく増えるため、自由に使えるお金は少なってしまうという事もあり得ます。

【まとめ/後悔しない選択を】

独身・既婚のメリットとデメリットをお伝えしました。
それぞれにメリットデメリットがありますよね。

どちらを選ぶかの基準になるのは「家族」か「自由」かだと思います。

現在は事実婚や別居婚、週末婚、夫婦別姓など「結婚」に対する個人の選択が多様化していますし、仕事を持ち結婚よりもキャリアを選ぶ女性も多くいます。

そのためどちらの方が幸せなのかは、個人の価値観によって大きく異なると思いますが、大切なのは今選んだ選択に不安がなく、納得できているかどうかだと思います。

結婚は相手がいて一緒に生活を送っていくものになりますので、時間やお金の面だけでなく相手に合わせたり我慢をする事も増え、独身の時よりも大変になる事もあるかもしれません。
しかし、将来への安心感や、家族という大切な存在を得てかけがいのない時間を過ごす事ができます。

結婚するメリットも多くありますので、中々良い出会いがない・結婚したいと思う人に出会えないという環境なのであれば、出会いの場へ一歩踏み出してみるのも良いでしょう。

出会いの方法には様々な方法があります。

友人や同僚に紹介してもらう方法もありますし、婚活パーティや結婚相談所など婚活のプロにサポートしてもらう方法もあります。

もし今の選択に少しでも不安があるのであれば、後になって後悔しないよう、今何をするべきなのかを一度見直してみる事をおすすめします。